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#5 取材という名の下準備-2

更新日:2022年7月11日


スチール写真:栗原隆一



2021年

何も知らない音楽担当というのもある意味斬新ではありそうだが、何せ初めての映画音楽製作は、やっぱり知らなきゃいけない事ばかりであります


前回に書き込んだ以下の項目をまず自分なりに取材するところから始めました


  『映画音楽』

  『戦後Jazz』

  『闇市』

  『没落貴族』

  『ベートーヴェン ソナタ悲愴』

  『蛇』


『映画音楽』

音楽を作るのは普段の活動の中にもある事ですし、何かの目的のために音楽を作ることもあります

では、それらと映画音楽は何が違うのだろうか


ダンス公演のための音楽は後で変更や調整はあるものの、まず音楽(音源)が必要となります


映画も先に音が作られることもありますが、撮影が終わり、大体の編集が終わった後、それ(ラッシュ映像)をみながら、最初の音楽予定打ち合わせをもとに、ここにこんなのが欲しいね、な〜んて感じで監督やプロデューサーさん達と打ち合わせていき、曲作りに入ります


結果ですが、監督との最初の打ち合わせの後、台本読みながら自分で妄想していた曲たちは一切使うことはありませんでした(曲数も減りましたし)


音楽がそこにあることで(そこにないことで)芝居や絵の意味合い、時間の流れや登場人物の心持ち、印象が変わっていきます

後になって実感する基本的なポイントです



『戦後Jazz』『闇市』

(結局使われませんでしたが、) orinovivoリーダーの緒方美穂嬢と室内楽団「バラダン」の4名が演奏する(はずだった)ジョージ・ガーシュインの「スワニー」

映画の最後の方で、主人公のかず子が子供を抱いて(背負って ? )通りかかった闇市で音楽隊の面々が新しい時代の到来を思わせる(jazz)音楽を演奏しているシーン

映画の撮影に関係してくるシーンなので、まず音が出来上がっていなければならない曲でした


曲のスワニーは監督からの指示


普段の活動は一般の方から見たら{Jazz }と括られてしまうようなところにいるワタクシですが、いわゆる{Jazz }を演奏しているわけでもなく、なんとも言い難い『ジャンル』の中にいます

なので、{Jazz }に造詣が浅いので、日本にとっての{Jazz }をざっくり知るところから始めました

詳しくここでは書きませんが、『つぶやき...』(海沼のブログ)で時々つぶやいてしまう『思っても見ない寄り道』、がここにも完備されていたのでした


どちらがどう、ということではないのですが現実として職業音楽家(音楽をすることで生計を立てている人)は、音楽大学などの西洋音楽を勉強してきた人とそうではない人のどちらかです

そのどちらにとっても戦後は大変な時期でした

もし、自分が今戦後の状態に置かれたときに、自分の唯一の武器である(はずの)音楽をどのように使って生き延びていくのか、、、、

もちろん全ての職業音楽家が音楽だけで生き延びれたわけもなく、いろんなことをしながら少しでも音楽に携わりながら生きていたと思います

少しでもその時のことを知る手がかりは、やはりまず本とインターネットでした


下記のようにざっくり年表も作ってみたりして

*色々手ぬかりや間違いはご容赦願います


寄り道?、はい〜、でっかい寄り道がありましたが斜陽とは全然関係なくなっちゃうんでそのうち『つぶやき...』でつぶやきます


アメリカから来た音楽はハリウッド映画も含めて全て{Jazz }と呼ばれていた時もあるらしく、なかなか一筋縄ではいきません

これは知らないことを勉強するときにいつも気をつけていることですが『個人の経験したものはその文化を表す全てではないが、重要なリンク先が隠されている』ので、色々と興味溢れる調べ物です


闇市に関しては引き続きお勉強が必要でしたし、戦後jazzについても大先輩などへの直接取材という大それた事を考えていた矢先、ある理由で戦後jazzは幕引きとなります


それはまた後ほど。。。






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